リースとは…花のリースに込められた意味は?由来や花材の意味も解説

花のリースは、ただのギフトではなく、込められた意味があります。大切な人へのギフトに花のリースがおすすめされるのには、理由があるのです。今回は、花のリースに込められた意味、リースの由来、さらに使われる花材それぞれが持つ意味を解説します。

目次

リースとは「永遠」を象徴するもの

まず知っておきたいのが「リース」そのものが持つ意味です。

リースは、「永遠」の象徴とされています。なぜならリースは、切れ目のない円形であり、終わりがないからです。このことから古くは、永遠の神の愛を表すものとして考えられました。

後世になって、リースは永遠に続く幸福や長寿、といった願いを表すようになります。いずれにしてもリースをギフトにするのは、相手の幸せや長寿を祈ることを意味するのです。

玄関にリースをかけるのは「無事を祈るため」そして「魔除け」

リースをかけておく場所として代表的なのが、玄関です。玄関にリースを掛けることには、出掛けた人が、ずっと永遠に、途切れることなくいつまでも、無事に家に帰ってくるように、という意味が込められています。

さらに玄関のリースを掛けるのには「魔除け」の意味もあります。西洋では古くから常緑樹の葉でリースを作ることがおこなわれていました。常緑樹は冬でも枯れることがなく、強い生命力を象徴するものでもあったのです。そこで常緑樹のリースを玄関に飾ることで、ネガティブなエネルギーを持った悪魔が近づかないよう防衛していました。

豊作祈願の意味があるリース

意外にもリースには「豊作祈願」という意味もあります。クリスマスのリースに松ぼっくり、姫りんご、麦の穂や木の実が飾られることがあるのは、単に素朴さの演出ではありません。作物の実りが永遠に得られるように、という祈りがこめられたものです。

リースの元々の意味は「花冠」

リースは英語で「wreath」と表記します。直訳すると、輪っか、花輪、花冠などの意味があり、頭上に載せるという役割もあったことがわかりますね。

リースの由来は古代のギリシャ、ローマ

リースの歴史は古く、由来をさかのぼると古代ギリシャ、ローマの時代に起源を見ることができます。

このころリースは、お祝いの席でプレゼントされたり、功績のあった人に賞として与えられたりする、おめでたいものでした。現在でも、マラソンなどスポーツの優勝者には、表彰式で頭に月桂樹のリースが載せられることがあります。

リースに使われる花材の意味

リースに使われる花材にも、一つひとつ意味があります。代表的な花材の意味をご紹介します。

バラの意味

バラには、愛や情熱のほかにも、幸福、希望、永遠、尊敬といった意味が与えられています。これらの意味から、恋人にも、お祝いにも、家族にもプレゼントできる便利さがあるでしょう。リースに使われても華やかでおすすめの花材です。

あじさいの意味

あじさいには、家族、団らん、和気あいあい、といった意味があります。花の色が変わる性質があり、移り気という意味もあるので恋人にはあまり贈りませんが、母の日など家族へのプレゼントで好まれます。

カーネーションの意味

カーネーションは母の日の花というイメージが強いでしょう。女性の愛、感動、純粋な愛情といった意味のある花です。また、熱烈な愛情、愛を信じる、という意味もあるため、必ずしも母親だけではなく親密な女性、かわいがってくれる年配女性、恋人へのプレゼントにも使って良い花材です。

月桂樹の意味

月桂樹はローリエとも呼ばれます。勝利、栄光、名誉といった意味のある樹木で、葉には「永遠」「死ぬまで変わらない」という意味がある一方、花には「裏切り」という意味も与えられています。したがって花がリースに使われることはあまりなく、葉はお祝いやプレゼントに、さまざまな花に添えられて使われます。

花のリースには意味がある!心をこめて贈りましょう

花のリースに込められた意味を知ると、同じ花のプレゼントでも花束やアレンジメントではなく「リースを贈る」ことに意味があると分かります。

大切な人に対する永遠の愛情や健康を祈る、お守りの意味もあるリースを、心をこめて贈りましょう。