【2026年】古希・喜寿のお祝いに紫の花のリースを。70歳・77歳に贈る枯れない花ギフト

「義母が今年70歳になるんですけど、古希って紫色でお祝いするんですよね?どんな花を贈ればいいか迷ってて……」

お花でござるに届くご相談の中で、長寿祝いの問い合わせは本当によくいただきます。中でも古希と喜寿は、「紫」という色が決まっているぶん、花選びで迷いやすいのかもしれません。

紫って、普段の花束ではあまり使わない色ですよね。だから何を選べばいいかわからない、本当に紫じゃなきゃダメなのか気になる、という声もよく聞きます。

この記事では、古希・喜寿のお祝いに紫の花のリースを贈るときに知っておきたいことを、花言葉・マナー・選び方・相場まで全部まとめました。

目次

古希・喜寿って、どんなお祝い?

古希(70歳)

古希は70歳のお祝い。「古希」という言葉は、唐の詩人・杜甫の詩の一節「人生七十古来稀(じんせいしちじゅうこらいまれ)」、つまり「70歳まで生きる人は昔は珍しかった」という意味から来ています。

それだけ長生きすること自体が、深くお祝いされてきた節目。2026年に古希を迎えるのは、1956年(昭和31年)生まれの方です。

喜寿(77歳)

喜寿は77歳のお祝い。「喜」という漢字を草書で書くと「㐂」になり、これが「七十七」に見えることから77歳を指すようになりました。

2026年に喜寿を迎えるのは、1949年(昭和24年)生まれの方です。

2つに共通するのは「紫」という色

古希も喜寿も、お祝いのシンボルカラーは。紫は昔から高貴な色とされてきました。日本でも聖徳太子が定めた冠位十二階で、最高位の色に紫が選ばれています。

長寿をお祝いする色として紫が選ばれるのは、「気品ある長い人生を歩んできた方への敬意」を表しているからだと思います。

紫の花がお祝いに選ばれる理由

紫という色は、ギフトの文脈で使われることが少ないぶん、もらった側に「ちゃんと意味を調べてくれたんだ」という気持ちを伝えやすい色です。

定番の赤い花束ではなく、紫の花を選ぶ理由がちゃんとある。その理由がわかって選んでいることが、贈り物の重みになります。

古希・喜寿に紫の花を贈ることは、単なる慣習ではなく「あなたの人生への敬意」を形にする行為です。お花でござるでリースのご相談をいただくお客さまの中にも、「花言葉を見て、この意味で選んだって伝えたい」とおっしゃる方が多いんです。

紫の花と花言葉

古希・喜寿のお祝いにぴったりな紫の花材と、その花言葉をまとめました。

花材花言葉古希・喜寿に合う理由
バラ(紫・ラベンダー)「尊敬」「誇り」「神秘」長寿祝いの敬意をそのまま表せる
リシアンサス(トルコキキョウ)「優雅」「永遠の愛」品があり幅広い世代に喜ばれる
クレマチス「旅人の喜び」「美しい心」紫のボリューム感が出やすい
ラベンダー「優美」「沈黙」「清潔」爽やかな香りのイメージが上品
アジサイ「家族の絆」「和気あいあい」リースに使うとふっくらした質感に
ライラック「初恋の感動」「友情」薄紫が優しくなりたいときに
デルフィニウム「あなたは幸福をふりまく」「高貴」縦長のシルエットで動きが出る

個人的に好きな組み合わせは、ラベンダーカラーのバラ×アジサイ×グリーン。バラで「尊敬」を主軸にしながら、アジサイの「家族の絆」をさりげなく添えられる。長寿祝いのリースとして意味のある言葉がちゃんと揃うんですよね。

アーティフィシャルフラワーとは?他の花材との比較

「造花じゃなくて本物の花のほうがいいのでは?」と思う方もいると思います。ここはちゃんとお伝えしたいのですが、アーティフィシャルフラワーは「本物の花に似せた安価なプラスチック製品」ではなく、ポリエステルやシルクなどの上質な素材で作られた花材です。

百貨店や大手セレクトショップでも長寿祝いのギフトとして正式に扱われていますし、「枯れない=長寿のお祝いに合う」という理由で選ばれることが増えています。

比較項目アーティフィシャルフラワープリザーブドフラワードライフラワー生花
素材ポリエステル・シルクなど本物の花を特殊加工本物の花を乾燥本物の花
寿命半永久的1〜3年半年〜1年1〜2週間
水やり不要不要不要必要
色あせしにくい直射日光に弱い褪色しやすい
湿気強い弱い(カビに注意)やや弱い
お手入れほぼ不要乾燥した場所に置く乾燥した場所に置く毎日水替え

70代・80代のご家族へのギフトで、「お手入れをさせてしまわないか心配」という声はよくいただきます。アーティフィシャルフラワーのリースなら壁に掛けるだけ。届いたその日から飾り続けられます。

うちのお客さまに「触るまで生花だと思ってた」と言っていただけることがあります。現代のアーティフィシャルフラワーの品質は、そこまで来ています。

古希・喜寿のお祝いで避けたい花・マナー

紫の花を選ぶとは決まっていても、使わないほうがいい花もあります。知っておくだけで失礼を防げるので、ざっくり確認しておきましょう。

基本的に避けたほうがいいとされているのは、弔事のイメージがある白菊(仏花として使われる品種)、椿(花ごとポトッと落ちる散り方が縁起が悪いとされる)、シクラメン(語呂合わせで「死」「苦」を連想させる)などです。

また、紫の花の中でも濃い紫だけでまとめると少し重い印象になることがあります。薄紫(ラベンダー色)や白・グリーンを差し色として入れると、明るく品のある仕上がりになります。

鉢植えは「根付く=寝付く」で目上の方には避けるという考え方もありますが、リースには関係ない話なので気にしなくて大丈夫です。

失敗しない選び方

色は「紫を主役に、白か薄紫を差し色に」

紫一色だと重くなりがちなので、白・薄紫(ラベンダー)・グリーンのどれかを差し色に入れることをおすすめしています。

男性に贈るなら、深みのある紫にシルバーグリーンやグレーホワイトを合わせると落ち着いた印象に。女性なら薄紫とホワイトで柔らかく仕上げると喜ばれることが多いです。

濃い紫か薄い紫かで印象がかなり変わります。迷ったら「贈る相手が普段どんな色のお部屋に住んでいるか」を基準にするとうまくいきます。

サイズは飾る場所から逆算する

  • 直径15〜20cm … 玄関ドアや小さなコーナーに飾りやすいコンパクトサイズ
  • 直径25〜30cm … リビングの壁に飾ると存在感が出て、一番よく選ばれる大きさ
  • 直径35cm以上 … 広い壁面向け。インパクト重視・特別感を出したいときに

贈り物の場合は25cm前後が一番使い勝手がいいサイズです。置く場所に困りにくく、かつ「ちゃんとしたギフト感」がある。お花でござるでも一番お問い合わせが多いのはこのサイズ帯です。

相場はどれくらい?

古希・喜寿は還暦と同じくらい大切な長寿の節目です。一般的な誕生日プレゼントより少し予算を上げる方が多い印象があります。

  • 5,000円〜8,000円 … 親戚やお世話になった方への気持ちを込めたギフト
  • 8,000円〜15,000円 … 両親や義両親など身近な家族への贈り物
  • 15,000円〜以上 … 特別な節目をしっかりお祝いしたいとき、兄弟姉妹で連名にするときに

お花でござるでは、ご予算に合わせてご相談いただけます。「この金額でできること」を一緒に考えながら、最善の一つを作ります。

お花でござるのリースについて

お花でござるのリースは、一つひとつ手で作っています。同じものは一つもありません。

花材を選ぶとき、紫にも本当にたくさんの「紫」があります。赤みが入ったバーガンディパープル、くすんだモーブ、澄んだラベンダー、深みのあるディープバイオレット。色見本を見ながら「これだ」という一色を決めていく作業は、毎回地味に難しくて、でもその分完成したときの達成感があります。

古希・喜寿のリースでよくいただくご要望は、「紫でお祝いしたいけど暗くなりすぎないようにしたい」というもの。そういうときは薄紫のバラとホワイトのアジサイを組み合わせて、グリーンでバランスを取る構成が多いです。飾ったときに「華やかなのに落ち着いている」という印象になります。

花の種類・色・大きさのご要望に応じてカスタムオーダーにも対応しています。「紫は紫でも、もう少し落ち着いた紫にしたい」「玄関の白い壁に映える配色にしてほしい」。そういった細かいご相談も大歓迎です。

ご相談はカスタムオーダーページのフォームのほか、Instagramのメッセージからも受け付けています。「DMのほうが気軽で相談しやすい」というお客さまも多いので、お好きな方法でどうぞ。

まとめ

古希(70歳)も喜寿(77歳)も、長い人生を歩んできた方への「おめでとう」と「ありがとう」を伝える大切な節目です。

紫という色には、高貴さと敬意が込められています。その色を選んで届けること自体が、「あなたの人生を大切に思っています」というメッセージになる。

枯れない花のリースだから、贈った日の気持ちが長く残り続けます。お部屋に飾られるたびに思い出してもらえる。それが、お花でござるが一つひとつ手作りでリースを作り続けている理由です。

紫の花を、大切な方の節目に。