アーティフィシャルフラワーは、プレゼントにとても適したお花のアートです。生花以上にみずみずしく美しい花の姿に加えて、その美しさが長持ちする、水やりなどの面倒が一切ない、壊れにくいといったメリットもあり、差し上げてもとても喜ばれるギフトになります。そんなアーティフィシャルフラワーにもさまざまなタイプがあり、どれにするか迷ってしまうかもしれませんね。

今回は、アーティフィシャルフラワーをプレゼントにしたいときの選び方を、人気のタイプや色を交えてご紹介します。プレゼント選びの参考にしてください。

シチュエーションにあわせた色を選ぶ

アーティフィシャルフラワーをプレゼントにするときは、まずプレゼントのシチュエーションを考慮してみましょう。シチュエーションを考えると、ふさわしい色あいが見つかります。

母の日・父の日にプレゼントしたいアーティフィシャルフラワー

母の日にはピンクのアーティフィシャルフラワーが人気です。カーネーション、バラなど定番の花も、優しさを感じさせるピンク色が主流となっています。

一方、父の日は黄色い花が定番です。黄色のバラ、ヒマワリなどもよく選ばれます。また黄色と青のコンビネーションや、青い花でシックにまとめたアーティフィシャルフラワーも人気です。

誕生日にプレゼントしたいアーティフィシャルフラワー

誕生日のプレゼントには、どんな色のアーティフィシャルフラワーでもプレゼントできます。相手の好きな色がわかっていれば一番良いですが、以前にもプレゼントしたことがある、好きな色に偏りがち……というときは、うまく差し色になるような色を選んであげるのも喜ばれます。

例えばピンクが好きな相手なら、紫。ブルーが好きな相手なら、黄色……といったような花色の選び方がおすすめです。

長寿祝い（還暦、古希、米寿など）にプレゼントしたいアーティフィシャルフラワー

長寿祝いは、アーティフィシャルフラワーがふさわしいシーンです。60歳の還暦は何といっても赤い花が圧倒的に人気でしょう。70歳は古希、77歳は喜寿といわれる年齢ですが、お祝いの色は紫です。紫色のアーティフィシャルフラワーなら、お祝いの気持ちがよく伝わりそうです。

80歳のお祝いは傘寿、88歳は米寿といいます。この年には、金や黄色がお祝いの色であるとされているので、黄色、オレンジといった色のアーティフィシャルフラワーが喜ばれます。

ちなみに、90代に入ると90歳で卒寿、99歳で白寿というお祝いがあります。ここでは白いお花が用いられることが多いですが、紫色も人気です。百歳は「百」を「もも」と読むことから、ピンクのアーティフィシャルフラワーがお祝いに使われることが増えています。

人気の形状で選ぶ

アーティフィシャルフラワーは思い通りの色形ができる商品だけに、さまざまなタイプがあります。しかし場合によっては、プレゼントに差し上げた先で邪魔にされてしまう……なんて残念なこともあるかもしれません。

プレゼントで人気の形は「リース」です。リースは、玄関や部屋の壁に掛けて楽しむタイプのアーティフィシャルフラワーで、置く場所が必要ないのが大きなメリットといえます。

利便性が高いと思われがちな「ブーケ」や「アレンジメント」の形は、プレゼントされても置き場所が見つからないことがあり、実は必ずしも喜ばれるとは限らないのが難点です。リースの形なら置き場所を見つける必要がなく、壁の空いたスペースや玄関先で華やかさを楽しんでいただくことができます。

アーティフィシャルフラワーならではの魅力をプレゼントしてみましょう

アーティフィシャルフラワーは、お世話をしなくても長く魅力を楽しめる、喜ばれるプレゼントです。生花と違い縦に飾っても水がこぼれてくることがないため、リースの形状で楽しんでいただけるのもアーティフィシャルフラワーの大きな魅力といえます。またこのように利便性が高いからこそ、お祝いや感謝の気持ちが伝わる部分もあるでしょう。

ぜひ目的やお好みにあわせて、アーティフィシャルフラワーのプレゼントを選んでみてくださいね。