結婚式の両親への花束贈呈、生花ではなく枯れない花を選ぶという考え方
「花束贈呈のお花、生花と造花どちらにしますか」
打ち合わせでそう聞かれて、その場で答えが出せなかった。そんな状態でこのページを開いた方に向けて書いています。
先に結論を書きます。式後も家に飾り続けてほしいなら、花束贈呈式に造花を使う選び方が向いています。式の当日の香りや瑞々しさを重視するなら生花です。どちらが上ということはなく、「贈ったあと、そのお花がどこでどうなるか」を先に決めると、迷いが消えます。結婚式で両親へ贈る花束の持ち帰りまで想像して、枯れないブライダルブーケや花束贈呈のプレゼント代わりになるリースも含めて、両親贈呈品の花を決めていきましょう。
この記事では、決め方の順路を上から順にたどれる形で並べました。相場、生花の日持ちの目安、式後の持ち帰り、式場への確認、発注締切までの段取りまで。打ち合わせのメモ代わりに使ってもらえたらうれしいです。
両親贈呈品の花の実態と相場
結婚式で親へのギフト・花束贈呈を行った人は88.5%です。株式会社リクルート「ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏」によると、首都圏で2024年に挙式した417組のうち、親へのギフトや花束贈呈を実施した割合は88.5%でした。ほぼ全員がやっている演出、と考えて差し支えありません。
贈呈の中身は花束が54.5%、花束以外の植物が4.6%です(複数回答・n=369)。花束以外の品物を選ぶ人も一定数いますが、花束を選んでおけば定番から外れることはありません。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏によると、親へのギフト・花束にかけた金額の平均は3.5万円です(金額回答者n=318)。この調査では1本あたりの金額や両家分の内訳までは公表されていないので、「花束贈呈にまつわる出費の平均が3.5万円」という読み方に留めておくのが安全です。両家に1本ずつ用意するのか、品物と花束を組み合わせるのかで、1本に充てられる額は変わります。お花でござるとしては、この3.5万円を上限の目安ではなく「みんなが置いている財布の目盛り」として見て、そのうえで自分たちが何に使いたいかを先に決めるようおすすめしています。
| 項目 | 数字 | 出典 |
|---|---|---|
| 親へのギフト・花束贈呈の実施率 | 88.5%(n=417) | ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏 |
| 贈呈の内容が花束 | 54.5%(複数回答・n=369) | 同上 |
| 贈呈の内容が花束以外の植物 | 4.6%(複数回答・n=369) | 同上 |
| 親へのギフト・花束の平均金額 | 3.5万円(金額回答者n=318) | 同上 |
| 会場の専属・提携事業者に依頼 | 49.1%(複数回答・n=369) | 同上 |
| 外部の事業者に依頼 | 42.8%(複数回答・n=369) | 同上 |
依頼先が割れているのも、この調査の読みどころです。会場の専属・提携事業者が49.1%、外部の事業者が42.8%。外部に頼む人は決して少数派ではありません。「式場で頼むのが当たり前」と思い込んで選択肢を狭める必要はない、ということです。
生花の花束が飾れる日数の目安
農林水産省「花の日持ちに関する公表データ」によると、生花のバラ(スタンダードタイプ・ローテローゼ)は春の室温23℃で水のみなら4.9日、切り花の花持ち剤を使えば11.5日が目安です。夏の30℃になると水のみで2.0日、花持ち剤ありで6.2日まで縮みます。
この調査の室温条件は春・秋が23℃、夏が30℃、冬が15℃。家庭のリビングを想定した設定です。日持ちの日数は品種・産地・取り扱いで変動するので、あくまで目安として見てください。
この数字を、お母さまの生活に置き換えてみます。式が夏なら、持ち帰って花瓶に移して、楽しめるのは1週間前後。式が春や秋でも、花持ち剤を使って2週間ほど。そのあとは処分することになります。
「すぐ枯れるのが寂しい」と感じるなら、そこが分かれ目。「当日の香りと瑞々しさこそ生花の価値だから、短くていい」と思えるなら、生花で迷う理由はありません。
生花を選んだ場合の扱い方も、公的な情報があります。農林水産省「aff」2025年7月号「今日から使える花知識」では、切り花長持ち剤を使うこと、水は毎日交換すること、バラは深水にして水中で斜めに切ること、ヒマワリやガーベラは浅水にすることが紹介されています。贈るときにこの手順を一言添えておくと、お母さまが飾れる日数は伸びます。
枯れない花という選択肢の中身
枯れない花とは、アーティフィシャルフラワー(高品質な人工の花)、プリザーブドフラワー、ドライフラワー、ソラフラワーなど、水やりなしで長く飾れる花の総称です。
このうち花束贈呈でよく使われるのがアーティフィシャルフラワーです。アーティフィシャルフラワーとは、生花の形と質感を再現してつくられた人工の花のことです。公的な分類としては、財務省 税関「実行関税率表(2026年1月1日版)第67類」で「調製羽毛、羽毛製品、造花及び人髪製品」の67.02「人造の花、葉及び果実並びにこれらの部分品及び製品」に分類され、6702.10のプラスチック製と6702.90のその他の材料製に細分されています。関税率表の区分からもわかるとおり、ひとくちに造花といっても素材は一通りではありません。商品ページに書かれた素材表記を見る習慣をつけておくと、届いたときの印象のずれが減ります。
呼び名はいくつもありますが、違いを整理した記事を別に用意しています。詳しくはアーティフィシャルフラワーとリースの用語集をどうぞ。
お花でござるがマルシェにリースを並べていると、手に取った方から「これ、造花なんですか?」「ドライフラワーですか?」とよく聞かれます。近くで見ても判断がつかない、ということ。写真に写る距離なら、なおさらです。
花束の贈呈式で造花は浮かないか
高品質なアーティフィシャルフラワーなら、花束の贈呈式で造花が浮く心配は小さいとお花でござるは考えています。理由は3つあります。
ひとつめは距離です。花束贈呈でゲストが見ているのは、会場の席から数メートル以上離れた位置。マルシェで目の前に置いたリースですら「造花なんですか?」と聞かれるくらいですから、この距離なら花びらの素材はまず問題にならない、というのがお花でござるの見立てです。
ふたつめは照明です。スポットが当たる場面では、花の表面がどんな素材でも同じように光をまといます。照明の下で花束がどう見えるかは会場によって変わるので、気になるなら会場見学のときに装花の見え方を確かめておくと安心です。
みっつめは重さ。マルシェでリースを手に取ってもらうと、「思ったより軽い」と言われることが多いです。花束でも同じで、生花の束より軽いものが作れます。ヒールを履いて、ドレスの裾を気にしながら、泣くかもしれない状態で持つ花束です。軽さは当日の安心につながります。
逆に、安っぽく見える造花を選んでしまうと浮きます。見分け方は造花が安っぽく見える理由と見分け方にまとめました。発注前に一度見ておくと、サンプル写真の判断が早くなります。
生花と枯れない花の比較
結婚式の花束贈呈という場面に絞って、両者を並べます。
| 比較項目 | 生花の花束 | 枯れない花の花束・リース |
|---|---|---|
| 飾れる期間 | バラの場合、春23℃で水のみ4.9日・花持ち剤11.5日、夏30℃で水のみ2.0日・花持ち剤6.2日(農林水産省の公表値) | 水やり不要で長期間飾れる |
| 香り | ある | 基本的にない |
| 当日の重さ | 水を吸った茎のぶん重い | 軽く作れる |
| 持ち帰りの手間 | 水切り・花瓶の用意が必要 | 箱に戻して持ち帰るだけ |
| 式後のお手入れ | 毎日の水替え、花瓶洗い、萎れた花の処分 | ほこりを払う程度 |
| 制作の締切 | 式の数日前に生花を仕入れて制作 | 早めに作って保管できる |
| 遠方の親への手渡し | 当日持ち帰りが難しい場合がある | 箱のまま持ち帰り・後日発送も可 |
決め手になりやすいのは、下から3行です。お母さまが式のあと、花瓶を出して水を替える生活を楽しんでくれるかどうか。花を飾る習慣がある方なら生花は喜ばれます。花瓶が家にない、仕事や介護で忙しい、片付けの手間を気にする方なら、枯れない花のほうが負担になりません。
お花でござるとしての意見を書くと、「母が喜ぶかどうか」を基準に置いた時点で、答えは生活のほうを向いています。豪華さで選ぶなら生花のボリュームに軍配が上がりますが、式後も飾れることを重視するなら枯れない花です。
花が家に入るタイミングが一年のどこに集まっているかも、考える材料になります。総務省統計局「家計ミニトピックス 切り花及び園芸用植物への支出」によると、母の日の切り花への支出額は母の日を除く1日平均の3.6倍、園芸用植物は2.4倍でした(平成27年5月)。母の日に切り花の購入が集中する、という家計の動き方です。結婚式の花束贈呈は、その母の日と並ぶくらい記憶に残る贈り方になります。だからこそ、その一束を何日で手放すことになるかは、決める前に考えておく価値があります。
結婚式で両親へ贈る花束の持ち帰りと保管
結婚式で両親へ贈る花束の持ち帰りは、式のあと誰がどうやって家まで運ぶかを先に決めておきます。ここを決めずに当日を迎えると、二次会の荷物に紛れたり、親族の車に積みっぱなしになったりします。
披露宴会場から自宅までの移動に数時間かかる場合は、その間の水切れと、夏場なら車内の高温に注意してください。農林水産省が公表している数字は室温23℃・30℃という条件での数値のため、炎天下の車内はそれより厳しい環境になります。持ち帰ったらすぐ水揚げができるよう、花瓶とハサミを家で用意しておいてもらうのが確実です。
枯れない花なら、箱に戻して持ち帰るだけ。遠方からの参列で荷物を増やせない場合は、式のあと自宅へ送る段取りも組めます。お花でござるは輸送中に形が崩れないように梱包して発送していますし、ギフトラッピングとメッセージカードにも対応しています。
花束の形ではなくリースにしておくと、持ち帰ったあとの置き場所が決まりやすいという利点もあります。花瓶を探さなくていいし、壁にかければそれで完成。賃貸や分譲で壁に穴を開けたくない場合の方法はリースを室内の壁に飾る方法にまとめました。
色・サイズ・両家の贈り分け
花束贈呈の色は、ドレスの色・会場の装花・お母さまの家のインテリアの3つから決めます。優先順位は、飾り続けてほしいなら家のインテリアが一番上です。
当日の写真写りだけを考えると、ドレスと装花に合わせたくなります。ただ、写真は1日の記録で、花は何年も家にある。玄関やリビングの壁の色に合う色を選んだほうが、結果として長く飾ってもらえます。
大きさは、贈呈シーンで胸から顔の下あたりまで入るかどうかを一つの目安にして、そのうえで飾る場所に合わせて決めます。順番としては、飾る場所を先に決めるほうが失敗しません。玄関のドアなのか、リビングの壁なのか、下駄箱の上なのか。置き場所が決まれば、入る大きさは自然に絞られます。お花でござるのカスタムオーダーでも、ドアや部屋の写真を送ってもらってから大きさを相談する進め方をとっています。抱えて映える形にしたいのか、壁にかけるリースにしたいのかで、ちょうどいい寸法は変わります。
両家の贈り分けについては、2つの考え方があります。
まったく同じものを2本用意する方法は、公平で迷いがなく、贈呈シーンで並んだときの絵も揃います。両家の関係に気を使う場合はこちらが無難です。
色だけ変えて形を揃える方法は、それぞれのご実家の雰囲気に合わせられます。片方の家が和風で、もう片方が洋風といったときに効きます。ただし「あちらのほうが豪華だった」と思われない配慮は必要なので、予算と大きさは揃えてください。
お花でござるはカスタムオーダーを受けていて、ドアや部屋の写真を送ってもらえば、それに合わせて色を提案します。相談は無料で、フォームのほかInstagramのDMでも受けています。両家の玄関の写真を送ってもらって、2本の色を決める、という進め方ができます。
花言葉から選ぶ
花言葉は国や地域、文献によって解釈が割れるため、一般に言われている意味として受け取るのが安全です。そのうえで、贈る理由を言葉にする助けにはなります。
| 花材 | 一般に言われる花言葉 | 花束贈呈に合う理由 |
|---|---|---|
| カーネーション(ピンク) | 「感謝」「上品」 | 母への感謝を表す定番の色 |
| バラ(ピンク) | 「感謝」「上品」「しとやか」 | 柔らかい色味で部屋に置きやすい |
| バラ(白) | 「純潔」「尊敬」 | 結婚式の白に合わせやすい |
| ガーベラ | 「希望」「常に前進」 | これからの家族を祝う明るさ |
| かすみ草 | 「感謝」「幸福」 | 主役の花を引き立てる名脇役 |
| トルコキキョウ | 「優美」「永遠の愛」 | 両親の歩みに重ねやすい |
| ダリア | 「華麗」「感謝」 | 一輪で画面がもつ存在感 |
贈呈のときに「この花言葉で選びました」と一言添えると、花の意味がその場で伝わります。メッセージカードに書いておけば、何年も経ってから読み返してもらえます。
お花でござるのおすすめは、ピンクのバラまたはカーネーションを主役に、白とグリーンで締める組み合わせ。式の華やかさと、家に飾ったときの落ち着きが両立します。
予算の決め方と、枯れないブライダルブーケという形
花束贈呈の予算は、ゼクシィ調査の平均3.5万円を目盛りにして、そこから何本用意するかで割り戻して考えます。両家に1本ずつなのか、片方は品物にするのか。先に本数を決めると、1本にかけられる額が決まります。
この予算帯で考えられるのは、アーティフィシャルフラワーのリース、枯れないブライダルブーケの形に寄せたアーティフィシャルフラワーの花束、ソラフラワーを組み合わせたリースなど。お花でござるはソラフラワーを仕入れて、アーティフィシャルフラワーと組み合わせたリースを作っています。ソラフラワーの産地や作り方は扱う業者によって説明が分かれるので、お花でござるとしては仕入れて実際に組んでいるものについてだけ書きます。軽くて、独特のやわらかい白があり、アーティフィシャルフラワーと合わせると全体の印象が柔らかくなる花材です。呼び名や他の素材との違いはソラフラワーとは?造花・ドライフラワーとの違いにまとめました。
予算をどう配分するかは、大きさを取るか、花材の質を取るかで変わります。贈呈シーンの見栄えを優先するなら大きさ。式後に長く飾ることを優先するなら、数を減らしてでも質のよい花材を選ぶほうが満足が続きます。カスタムオーダーなら予算に応じて組み方を変えられるので、相談のときに「予算はこのくらい、重視するのはこちら」と伝えてください。
結婚そのものを祝うリースの考え方は結婚祝いに枯れない花のリースをに、会場入口に飾るウェルカムリースについては結婚式のウェルカムリースは造花でにまとめてあります。花束贈呈とウェルカムスペースの色を揃える場合は、合わせて見ておくと決めやすいです。
花束贈呈のプレゼント代わりになるもの
花束贈呈のプレゼント代わりを探しているなら、枯れない花のリースが有力な候補になります。ゼクシィ調査で花束以外の植物を選んだ人が4.6%いるとおり、贈るものを花束の形に固定する必要はありません。花瓶が家にないご両親、植物の世話が続かないご両親には、壁にかけて完成するリースのほうが暮らしに収まります。
リースのほかに考えられるのは、アーティフィシャルフラワーを使ったアレンジを玄関やリビングの棚に置く形、長寿祝いの色に合わせた一対、両家の玄関ドアの色に合わせた2本など。お花でござるはマルシェやカスタムオーダーで、長寿祝い・お供え・開店祝いといった贈り物のご相談を受けてきました。贈る相手の家と場面から逆算して形を決める、という点は結婚式の両親贈呈品でも同じです。
品物と花を組み合わせる場合は、贈呈シーンで両手がふさがらないかを先に確かめてください。手紙を読む、品物を渡す、ハグをする。この動作が続く場面なので、片手で持てる大きさに収めておくと当日が楽になります。
式場への確認と発注スケジュール
外部で花束を手配する前に、式場へ確認するのは「持ち込みが可能か」「持ち込み料がかかるか」「当日いつ誰に渡すか」の3点です。
持ち込み料は会場によって有無も金額も違います。ゼクシィ調査で外部の事業者に依頼した人が42.8%いる以上、持ち込み自体は珍しいことではありません。それでも金額は事前に聞いておくべきで、持ち込み料まで含めた総額で、専属の事業者と比べてください。
当日の受け渡しも大事です。式の何時間前に、会場のどこへ、誰宛てに届けるのか。控室で保管してもらえるのか。枯れない花は温度管理が不要なので、前日に届けて保管してもらう段取りが取りやすいという利点があります。生花だと当日搬入になることが多く、天候や交通の影響を受けます。
発注締切が式の1か月前なら、逆算して動く順番はこうなります。
まず今週のうちに、式場へ持ち込みの可否と持ち込み料を確認する。次に、確認が取れたら制作を依頼する先を決め、色とサイズの相談に入る。お花でござるの場合、カスタムオーダーは相談から納品まで2〜3週間ほど、商品一覧の在庫品は注文から1週間以内が納期の目安です。締切の1か月前から動けば、カスタムオーダーでも余裕があります。
そして式の2週間前には手元に届くようにしておく。大きさや色を実物で確認できますし、万一の作り直しにも対応できます。リースは一つひとつ手作りなので、早めに相談いただくほど希望に沿った形にできます。
生花を式場の専属事業者に頼む場合の締切は、会場によって違うので必ず確認してください。そのうえで「とりあえず生花で」と保留にせず、この記事の判断軸でどちらかに決めてしまったほうが、そのあとの打ち合わせが軽くなります。
よくある質問
結婚式の花束贈呈に造花を使うのはマナー違反ですか?
一般にマナー違反とはされていません。花束贈呈の花材を定めた決まりはなく、式場の持ち込み規定を守れば差し支えありません。ただし慶事での造花の受け止め方は地域やご家庭で分かれることがあるので、気になる場合はご両親の反応を先に確かめておくと安心です。
生花の花束は母が何日くらい飾れますか?
農林水産省の切り花に関する公表データによると、バラは春の室温23℃で水のみなら4.9日、花持ち剤を使えば11.5日が目安です。夏の30℃では水のみ2.0日、花持ち剤ありで6.2日ほどまで縮みます。品種・産地・扱い方により変動します。
花束贈呈の相場はいくらですか?
ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏によると、親へのギフト・花束の平均金額は3.5万円です(金額回答者n=318)。この調査では1本あたりの金額は公表されていないので、両家に何本用意するかを先に決めて、そこから割り戻して考えてください。
式場ではなく外部のお店に頼んでもいいですか?
問題ありません。ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏では、親へのギフト・花束の依頼先として外部の事業者を選んだ人が42.8%、会場の専属・提携事業者が49.1%でした(複数回答・n=369)。ただし持ち込みの可否と持ち込み料は、必ず事前に式場へ確認してください。
枯れない花はほこりがたまりませんか?
たまりますが、お手入れは簡単です。柔らかい筆やドライヤーの冷風でほこりを払う程度で見た目は保てます。具体的な方法は造花リースのほこり掃除と長持ちのコツにまとめました。
花束とリース、どちらを贈るほうがいいですか?
式後に飾ってもらうことを重視するならリースが扱いやすいです。花瓶が不要で、壁やドアにかければ置き場所が決まります。贈呈シーンで抱える絵を大切にしたいなら花束の形が映えます。
当日の持ちやすさが心配です。
枯れない花は軽く作れます。お花でござるのマルシェでも、リースを手に取ってもらうと「思ったより軽い」と言われることが多いです。ドレスやヒールで持つ場面なので、軽さは当日の負担を減らします。
間に合うか不安です。いつまでに頼めばいいですか?
式の1か月前が発注締切なら、今週中に式場へ持ち込みの確認をすれば間に合います。お花でござるのカスタムオーダーは相談から納品まで2〜3週間ほど、在庫品は注文から1週間以内が目安です。
花を飾る習慣がない母にも喜ばれますか?
飾る習慣がない方ほど、水やりのいらない花が向いています。花瓶を出す、水を替える、枯れた花を捨てる、という作業が発生しません。壁にかけるだけで、何年もその日のことを思い出してもらえます。
決め方のまとめ
迷ったときは、次の順番で考えてみてください。
お母さまの家に花瓶があり、普段から花を飾っているなら生花。花瓶がない、または忙しくて水替えが続かなそうなら枯れない花。遠方で当日の持ち帰りが難しいなら枯れない花。当日の香りをどうしても大切にしたいなら生花。この4つで、たいていは決まります。
決めたら、式場への持ち込み確認を先に済ませる。そのあとで色とサイズの相談に入る。発注締切が式の1か月前でも、この順番なら間に合います。
お花でござるは、アーティフィシャルフラワーとソラフラワーのリースを一つひとつ手作りしています。カスタムオーダーの相談は無料で、ドアや部屋の写真を送ってもらえば色を提案します。両家の贈り分け、メッセージカード、輸送用の梱包まで対応していますので、「式でこう使いたい」という形から相談してください。
お母さまが玄関を通るたび、式の日のことを思い出す。そんな贈り方ができるのが、枯れない花のいいところです。

大手銀行員や学童保育所指導員、情報新聞紙の記者兼編集者、都内にある造花専門店での受付など、さまざまな業種に勤務。
現在は2児の母をやりながら、アーティフィシャルフラワーを使用したリースを作り、イベント出展やネット販売しています。
【保有資格】
・フラワーデコレーター2級ライセンス
・保育士

